2018年10月23日

〜10月例会=中山仙境・天然寺耶馬の巻〜

あっ、どうも、かなりお久しブリーフのノダ・ジョーンズです。
相変わらず、私は行ってませんが、今月の例会報告をデータで頂
きましたのでブログアップ致します。
では本編です。

10月14日(日)
天気予報の降水確率は終日0%の快晴の中、総勢9名(初参加2名)で楽しんで参りました。
先ずは過去の例会でも実施された事がある中山仙境ですが、八幡西区から直接現地に向かわれたH多さんとも無事合流出来、入山準備が整ったら登山口まで徒歩で移動しました。
9名中、6名はお初のお山らしく、期待と不安でいっぱいだったのではないでしょうか?
序盤は樹林帯の急登の尾根が続き、心拍数も一気に急上昇右矢印2 でも、時々見晴らしのいい展望所があり、適度に休憩しながら先に進みました。
鎖場が始まる際には鎖を持つ際の注意点をレクチャーし、岩場をズンズン登ります。
ハイライトの無明橋では皆さん現物は大したことないと思われたに違いない。(笑)
そう、例え飛び降りてもケガしない高度感に皆さん安心しきっていました。
無明橋からは岩尾根が続き、眼下にはダイナミックは岩峰群が見渡される中、ナイフリッジ
を慎重に進みます。
中山仙境の最高点の高城で休憩した後、下山開始。
岩場は登りよりも下りのほうが難易度が上がります。 尾根から折り返し状に岩場をトラバースする際は、一番賑やかだったY下さんも無言になり、慎重な足取りでした。(笑)
隠れ洞を過ぎると植林帯になり、山道の岩が苔むしてスリッピーな下りになりました。
時折、後方から「ズルッ」とスリップする音に振り返りながら下山しましたが、そんな中、
H中さんがスリップし岩に膝を打ち付けたようでした。
車の音が大きくなると下山口はすぐそこでした。
中山仙境は登山口と下山口が存在し、自ずとワンウェイで巡るようになっているようです。

今回の昼食は山中では困難なので、一旦車で一路一景夷谷展望公園へ移動しての昼食となりました。 丁度、ラッキーな事に公園に先客が居なかったので、展望東屋は貸切でした。
更にトイレ、ゴミ箱完備で掃除さえ行き届いていれば言う事無しでしたね。
今月からはガスバーナーの燃焼音が賑やかになり、持っていない人にとってはこれから冬場にかけての購入予定の上位に入る事間違いなしでしょうね。(^^)

楽しいランチタイムを終えると、午後の部の始まりです。

一路一景夷谷展望公園から車で約20分程度移動し、天念寺の駐車場に駐車し、先ずはこれからトライする天念寺耶馬の全景を皆さんに見てもらい、岩尾根に小さく見える無明橋に「へ〜、あんな所に行くの〜???」と皆さんテンションMAXでしたが、中山仙境で下山中に負傷したH中さんは自重して天念寺耶馬へのトライは諦めると言う事で、負傷した膝を見せてもらうと、内出血して更に一目見て腫れているのが分かりました。
ここで例会セットの出番です。 湿布薬の消費期限が切れていましたが、看護師でもあるH中さんの「構いませんよ」の一言で湿布を使う事にしました。 出来れば氷でアイシングするのが一番なのですが、ド田舎なのでコンビニが無い。
H中さんは修正鬼会の資料館で休憩する事にして、残りの8名でクライムオンです。
鬼会の里の建物の裏が登山口なのですが、登山口にこのような看板が立っていました。
258436539_org.jpg
「ご遠慮ください。」は禁止じゃないので笹で隠れた登山道に突っ込みました。
まだお昼に食べた物が全然消化していないので、急登な登山道で
脚が重たい。(泣)
お昼を食べた後に脚が重たくなる経験は誰もが経験する事ですが、
それは胃の消化に血液が集中するので、脚に必要な血液が虚血状態になるので脚が重たくなるのです。
ウチの会の山行スタイルはお昼はゆっくりガッツリ食べますが、
長丁場の山行の際は行動食を軽く摂りながら歩くスタイルをオススメします。
急登オブ急登を登り詰めて行くと、鎖場が連続するようになり、
ほぼ垂直な鎖場ではまるでガッキーのような長身のM谷さんが優位性を発揮し、小柄な女性陣は下から羨ましそうに見ていました。 手足が長いとホールドを掴むのに有利なのです。
急登が連続したので一気に高度を稼ぎ、いよいよハイライトの無明橋です。
ここは落ちたら運が良くて重傷レベルの高度感ですが、中山仙境の無明橋より幅があり、オマケに無風状態だったので皆さん難なくクリア出来ましたが、天念寺耶馬の核心部はこの後でした。
尾根の岩峰から龍門岩屋に向かう所の岩場がチンサムレベルで一番の難所でした。あせあせ(飛び散る汗)
私が先に降りて、下から足の置き場の指示を出しながら皆さん慎重に下ってもらいました。
いつもデジタル一眼片手に歩いている半袖のお兄さんにも念の為、カメラをザックに仕舞ってもらいました。
龍門岩屋を過ぎると最後の鎖場でしたが、最大の難所をクリアした皆さんにはどおって事無さそうにクリアして全員無事下山し、休憩していたH中さんとも合流し、H中さんは私達が無明橋で遊んでいるのを下から見ていたそうで、更に休憩していた資料館で氷をもらってアイシングしていました。 H中さん曰く「アイシングのお陰で当初より痛みが落ち着いた」との事でした。
駐車場で温泉に寄らずに帰るH多さんとお別れした後、花いろ温泉に向かいました。
ここは市営の温泉のようで、リンスインシャンプーとボディーソープ、更に露天風呂にサウナも完備で入浴料が300円と非常にリーズナブルで選んだ甲斐がありました。

今回の山行は年間例会計画に採用されたものの、変わり種企画だったので参加者が集まるか不安でしたが、意外にも参加された皆さんほぼ全員に好評だったので遣り甲斐がありました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。(^O^) 
                                      10月、例会担当 KN

と、いう事で喜んでいただけましたでしょうか?
相変わらず、何やかんやで忙しいフリをしているノダはここ暫く山にも行けず、福岡市中央区草香江OR六本松辺りでウロウロしております。
では紅葉シーズンの山を皆さんお楽しみ下さい。それと事故に遭わないように、装備は十分に点検して下さい。半袖の人も寒くなるので長袖を携行下さいそれと日が暮れるのも早くなりましたので、ヘッドライトもMUSTで、宜しく哀愁ぴかぴか(新しい) 

BY ノダ・ジョーンズ 


posted by shizenwalk at 10:09| 2018年例会報告