今年はコロナの影響で事前に山小屋の休業や営業規模縮小の案内があったため、出発前に行程が大きく変わってしまいましたが、予定日時・時刻に下山することができました。
とはいえ大きな目標だった国内3,000m峰23座制覇の最後の1座が天候悪化で登れず、次回以降に持ち越し!
今回は6泊7日(前泊入れると7泊かな)テント泊と小屋泊を織り交ぜた構成。
室堂から入って劔岳・立山・薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平を経由し新穂高温泉へ抜けるルートでしたが、劔岳・立山は天候が悪く(暴風雨)登れず・・・
残りは登れたけどなんというか天候が良かった日がほとんどなくて強風とガスとの闘いばかりでした(^^;)
コロナ対策として、体温計や消毒液、除菌シートの持参、小屋に入る場合はマスクをし小屋で宿泊する場合でもシュラフを使用し、感染防止対策を行いました。
様子をダイジェストで。
室堂へ移動した0日目、この日は室堂まで移動して宿泊。
この日が一番天気が良かったのでした・・・
登山初日、この日は大荒れ。
3時過ぎに登山開始したけど6時前で稜線に出たところで暴風雨に見舞われ早々に登山中止。
暗い中、オコジョがちょこちょこ。
登山2日目、この日は雨は小ぶりながら暴風。
立山登山は諦め別ルートで南下開始。あの北アルプスなのにほとんど人に会いませんでした・・・
あ、こんな天気なのでライチョウさんはしっかりいましたよ〜
登山3日目、この日も早朝に土砂降りの雨ののち強風&ガス。
コースタイムも11時間弱あるなかなかな長丁場。途中の山小屋で調べると薬師岳山頂付近の風速は15m/s前後、こりゃあハードだわ。
薬師岳を北側から攻めるのはなかなか大変。ゴーロ帯に三点支持が必要な急傾斜の岩場の連続で体力が削られた上に強風で体力を奪ってくる(^^;)
無事山頂を踏んだ後は休憩せずにそのまま山小屋へ。
夕方風が落ち着いてきて天候も回復し、今まで見ることのできなかった薬師岳山頂を拝むことができました(*´ω`*)
登山4日目、この日はガスのち晴れ。
広々とした高層湿原を歩き、ライチョウにも出会い、雄大な薬師岳やこれまで見ることができなかった龍王岳・獅子岳に加え、黒部五郎岳の山頂ではこれから登る鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平も一望でき大満足の絶景を味わえました(^^♪
テン場は笠ヶ岳と薬師岳に挟まれ贅沢でしたよ〜
登山5日目、この日は鷲羽岳・水晶岳を登り雲ノ平まで。
この日も長丁場でしたが無事二座クリア(ただしガスガス)!
でも夕方にはガスが取れ、荒々しい水晶岳・広大な尾根を持つ薬師岳など、登ってきた山々をぐるりと見ることができました。
登山6日目、この日は当初笠ヶ岳まででしたが笠ヶ岳山荘が今シーズン休業のため双六小屋までと全行程最短のコースタイム6時間。
とはいえ終日雨が降り、まるで雨をはじかない雨具によってびしょびしょになり体力が削られた一日でした(´・ω・`)
登山7日目は新穂高温泉への下山。
この日も強い雨が降り続けびしょびしょに・・・
レーダーで雷雲が近づいていく中でのスピード下山を強いられました( ;∀;)
下山後は即温泉行〜チョー気持ちいい〜
ってな感じでした。
目標は達成できなかったけど無事下山できたので良しとしましょう(^^♪
3,000m峰クリアはまたいつか。これからも登りたい山を登っていくよ〜
Sar