福岡と佐賀の県境にある井原山は残念ながら雲の中でしたが、
山の中はアジサイをはじめたくさんの花が咲き、
カエルやカニもうごめき、ずいぶんにぎやかでした。
楽しみにしていたキツネノカミソリは、残念ながら、まだ影も形もありませんでした。
道を整備していたおじさんによると7月末とのこと。またその季節に来たいものです。
ゆるゆると体を動かし、ゆるりと準備
本日のルートを確認。
オオキツネノカミソリの群生地もちゃんと地図にあります!
木の橋は濡れてすべります。だもんで、
そろりそろりと渡ります。安全第一だもんね。
最初の休憩のときに一枚。まだまだ元気です。
いろんな花を見ながらゆっくりと登ります。
咲き始めの花はなぜか綺麗な気がします。
徐々に道が険しくなり、徐々に口数が減ります。
杉林を抜けて尾根に出ると、そこにも変わった花が咲いていました。
ようやく山頂に到着。しかし山頂は雲の中。
心眼で風景を楽しもうと3秒だけ努力しましたが、あえなく挫折。
どんなに目を凝らしても白い霧しか見せません。無念。
気を取り直してお弁当を食べる手頃なくぼ地を見つけました。
山頂と違って風が強くありません。少し雨を感じつつお弁当を広げます。
ついに出た!! 日本初! 世界初! 宇宙初!
「トマトかつブドウ弁当」
赤と緑と黄色のコントラストが見事。これからきっと流行ります。
お弁当を食べ終わったころ、微妙な雨を感じました。
数名が雨具を羽織って出発です。目指すはアンノ滝。
アンノ滝は広さも高さも大きくて堂々としていました。
一帯には水の勢いで起こる冷たい風が吹き続きていました。
汗が一気に吹き飛びました。
アンノ滝へ下ってきた道を少し戻り、水無林間歩道を小一時間ほど歩きました。
林間歩道という割には急な上り坂が多く、ちょっと疲れました。
あちらこちらに咲いていた野性のアジサイに救われました。
最後はカエルを三匹ほど、カニを一匹ほど捕まえて楽しみました。
やはり、アジサイやカエルといった梅雨の象徴が元気でした。
山から降りて来ると道は乾いており、雨が降った形跡はまったくありませんでした。
バックミラーで振り返ると井原山だけが雲の中にありました。
どうやら、今日は我々だけが梅雨を満喫したようでした。
最後に九大の伊都キャンパスの近くの温泉で汗を流して帰りました。
いい一日でした。