佐賀県の玄界灘に浮かぶ馬渡島で釣りを楽しみました。
イカで有名な呼子からフェリーで馬渡島(マダラジマ)に渡りました。
呼子港の奥に見える橋をくぐって30分ほどの船旅です。
残念なことに私は皆から一便遅れての出発になってしまいました。
馬渡島に着くと、先に釣りをしていたメンバーから竿を借りうけ、
すぐに餌をつけた針を投入しました。2投目で魚がつれてしまいました。
余りのあっけなさに感激。こんなに簡単につれてよいものかと。
島は本当にのどかでした。少し大げさにいうと別世界。
例えば港から10分ほど歩き、坂道を登り始めるとすぐに山羊が出迎えてくれました。
別世界です。
さらに5分ほど歩くと、「飲酒の上で絶対銃を手にするな」という看板が。
日本にこんな看板があるとは。やはり別世界!!。
夜は「まだら館」を特別に貸して頂き、バーベキューを楽しみました。
もちろん我々が釣った魚も焼いて食べました。
港から釣れるアラカブがこんなにでかいのです。
でかすぎてなかなか火がとおりませんでした。
お店で食べたらお値段はいったい幾らすることやら。
晩餐の締めはSさんが作ってくれた「アクアパッザ」。これはもう絶品でした。
思わずその場で「アクアパッザ」という言葉をメモ帳に書きつけました。
オリーブオイルと塩が味の決め手とか。だけどやっぱり新鮮な魚が決め手ですかね。
満腹になり、お酒も少し回ってきたところで、合気道の実演がはじまりました。
マイナーな武道のはずの合気道ですが、なぜか経験者が3人もそこに集結していたのです。
熱い夜が始まりました。漁師の奥さんはこの合気道の様子になぜか大爆笑でした。
しばし床の上を転げまわっていました。
合気道の実演のため、会のYさん(女性)を、島の漁師の方に襲って貰いました。
結果は。。。
結果はご覧のとおり。
島の漁師は悶絶しておりました。さすがYさん。かっこいい!
がぜん、きめ技を習得したいとの欲求が芽生えたTさん。
なぜか合気道ではなくプロレスの4の字固を練習しました。
深夜12を過ぎてからのお稽古。大変熱心。
ただ技を習得できたかは大いに疑問です。
技を受けていたIさんに一度も痛そうな表情がなかったような。。。
翌朝は快晴。呼子の朝市で買った魚の干物と焼うどんが大好評でした。
食後にお世話になった「まだら館」を皆で掃除し、11時ごろにそこを出ました。
Kさんはクワガタを探しに。Mさんらは高い場所にある展望台を目指し走って行きました。
残りは素直にゆるりと港を目指しました。
皆で馬渡島(MADARA)を表現しました。Aは右下の小さな2本のかさです。
MADARAに見えますでしょうか? 心優しい人にしか「MADARA」の文字は見えないのです。
あなたには見えます?
港に降りてくると、真夏のような日差でした。
船を待つ間、じわじわと汗が出てきました。
行きにくぐった橋をこんどは逆にくぐり抜け、呼子港に戻ってきました。
港の近くでイカや新鮮な魚介の昼ごはんを食べて家路につきました。
帰って体重を計ると1kg以上増えていました。
へその横の脂肪をつまみながら、食欲の秋だからしかたない。
静かにそうつぶやきました。新鮮な魚万歳! 馬渡島万歳!!
R.T.