鶴見岳はこれまで登った山の中で最も森の中の
空間が広く気分のよい登山ができました。
また山頂のミヤマキリシマも満開で美しかったです。
6月1日(土)
7:00に天神に集合した時点で、今日の目的地の午後からの降水確率は
70%であることを知らされました。
僕が行く限り、雨なんか降るはずはないとの根拠のない確信から
レインコートなどというものは持って来てなかった私は
さすがに今回はちょっと失敗したかなと思いました。
しかし、強力な晴れ男の自分と、強力な晴れ女のKMさんの2人の
ダブルパワーでなんとか天気を持たせてやろうと心に誓いました。
別府湾サービスエリアで北九州組と合流し、車4台で鶴見岳登山口に向かいました。
鶴見岳の山頂は雲の中で、登山口からは山の全貌をみることができませんでした。
神社の境内に上がっていく階段が始まる所には2本の大きな杉が生えていました。
まるで神社の門のようでした。
足元の石にはこけが生えている為か不思議なほどつるつると滑る道でした。
手すりがないと危なくて歩けませんでした。
下りの時は、何人かがこのこけの生えた道でこけていました。
何度かズドーンという音が境内にこだましてました。
神社のお社に柏手を2度打ち、その左手にある登山道を登り始めました。
今回17名の大人数を率いる我らがリーダ。
腰に手を当てポーズを決めてくれました。
かっこいいです。
一番後ろにはHNさん。
「この年になって独身だとホモだと疑われ始めるんだよねー。」とのこと。
バドミントンで鍛えたぷりぷりの太ももの持ち主のYさんとと一緒に記念撮影。
「温泉でYさんの太ももを見るのが楽しみだねー。」とHNさん。
ホモ疑惑を晴らすことはできる日はもう少し先のことになりそうです。
樹間が広く明るい森が続きました。新緑も綺麗でした。
ただ花が全く目に入ってこないので、「この山には花がないですねー。」
という言葉を口にすると、その言葉を山が聞いていたのか、
すぐに黄色い花を見せてくれました。
花の名は後でコヨーテさんに教えて貰いましょう。
山頂はミヤマキリシマが満開でした。
我々の会の花と鶴見岳の花のコラボ作品。
少し霧がかかっているのも幻想的でいい感じ。
作品名:山頂の花々 作品番号T0556
その少し上にある鶴見岳山頂で全員で記念撮影。
山頂は風が強く、かなり寒かったです。
やはり標高1375mはだてじゃない。
お昼御飯はミヤマキリシマの咲き乱れる場所で頂きました。
リーダはガスでお湯を沸かし、具だくさんの特製ラーメンを作っていました。
今まで見た山頂ラーメンの中で一番旨そうでした。
はやり具が大切なんですね。勉強になります。
山頂近くのロープウェイ乗り場には巨大温度計が設置してあり、
14℃を示していました。寒いわけです。
帰りは「馬の背」を経由する別の道で下山しました。
ロープウェイ乗り場から登山道に戻る途中でパラパラと雨を感じました。
私の晴れ男伝説もここまでかと観念したのですが、結局雨は続かず、
レインコートを着なかった私も特に濡れることはありませんでした。
結局「馬の背」を超える辺りで多くの人がレインコートを脱いでいました。
我ながら降水確率70%に対してよく健闘できたと思いました。
下山した時に、HYさんから「なんとか天気持ちましたね」のお言葉を頂きました。
晴れ男の自分としては、自分が誉められたように嬉しく感じました。
調子に乗って「雨は10粒くらいしか降らなかったですもんね!」と言ったら
「10粒よりは多かったですけどね」と鋭い厳しい突っ込みを入れられてしまいました。
でもまあ、天気は持ったのです。。。
なので、晴れ男ととしての面目もかろうじて保てたのです。
そう、ここは敢えて強気に断言させて頂きます。
下山の時には多くの木の花を見ることができました。
アジサイの花弁に似た白い花でした。
原生林の森だったためか、綺麗な苔の風景も楽しむことができました。
下山してから理学療法士のお二人の勧めに従って
軽くストレッチをしました。確かに翌日体の疲れがありませんでした。
これから下山後のストレッチが習慣になるような気がします。
帰りは蛍が見れる小川が流れているという噂の温泉に寄って帰ってきました。
噂が本当だったかどうかは参加者のみぞ知る。。。。。
天気はいまいちでしたが、いい山と森でした。
by R.T.