馬渡島(マダラ島)のキャンプに行ってきました。
そして昨年と同様、また美食の旅となりました。
釣ったばかりのアラカブで作ったアクアパッザ、カワハギの刺身、
海で捕まえたカニとサザエのお味噌汁、バーベキューでのお肉とイカと焼きナス。
それに優しい味のラタトィユ。全部、大変美味しゅうございました。
キャンプという名前には似つかわしくないほど充実した食事でした。
馬渡島万歳! 馬渡島小中学校万歳! いときん万歳!
天神から1時間半ほど車で走り、呼子で朝市を巡りました。
魚やイカ、ウニやサザエ等、大量の新鮮な海の幸が売られていました。
そして私は一貫80円の新鮮な握り鮨を見つけそれを頂きました。
それだけでも満足してしまいそうでしたが、本番はそれからでした。
船で島に渡るとなつかしの「いときん」が迎えてくれました。
ハイエースに乗っている姿はもう立派な漁師の妻。
懐かしい匂いのする場所でお昼御飯を食べた後、
さっそく晩御飯のおかずを獲りに海に行きました。
釣りグループと素潜りグループに分かれ、
今夜のたんぱく質の獲得を目指します。
途中豪雨に見舞われつつも、
釣りグループは防波堤でがんばりました。
ほとんどの人がサビキ釣りでコアジを狙ったようでした。
TMRさんは海岸でカメノテをゲットしました。イェーイ!
そして私は素潜りグループの一員として頑張りました。
一緒に海に出たUMRさんは、なんと海に入って約30秒でイカを素手で捕まえてしまいました。
彼女は玄人です。皆さん、騙されてはいけません。
イカを素手で捕まえれる女性など聞いたことがありません。
私も彼女に負けまいとモリを持ってすぐに海に入りました。
まだら島の海は魚が多く豊かでした。
水深1〜2mぐらいの浅い所に30cmくらいのタイが泳いだりしていて驚きました。
最初はその大物を突こうと何度かチャンスを作ってがんばったのですが、
僕の実力ではカワハギやアラカブを突くのが精いっぱいでした。
3時間ほど海で魚と追いかけっこした成果です。
釣りグループもがんばってくれました。
HNさんが頑張って釣ってきた魚をさばき刺身を作ってくれました。
そしてキャンプにふさわしくない立派なキッチンで、
僕が生まれて初めて耳にした「ラタトィユ」なる料理が完成しました。
優しい野菜の味が旨かったです。
だいたい料理が揃ったところでバーベキューを楽しみました。
お肉や焼きナスが美味しかったです。
そして呼子の朝市で買ったイカも提供して貰いました。
バーベキューの締めは花火でした。
昔は私も得意だった花火のグルグル回転技を決めてくれました。
最後は線香花火の持久戦大会をしました。
「ジー、ポシュ、ポシュ」という音を久々に聞きました。
私のは最初にあっけなく落ちてしまいました。
派手な火花も散らすこともなく短い人生でした。
バーベキューが終わった後にさらに料理が続きました。
オリーブオイルと塩だけの味付けとは思えない、深い味わいのアクアパッザ。
そして旨味成分だらけの濃厚味噌汁。
汁をすすったとたん、脳みその芯が震えるほどうまかった。
朝食に美味しいうどんを食べた後、ほとんどの人が島を散策しました。
教会が素晴らしかったようです。
充実のマダラ島キャンプでした。
KNとうさん、いときんかあちゃん、ありがとうございました。
そして馬渡島小中学校、ありがとうございました。
呼子からは車ごとに分かれて福岡に帰りました。
帰る途中の昼ご飯は、唐津バーガーだったり、呼子のイカだったり。
やっぱり最後まで美食にこだわった充実の旅でした。
by R.T.