2012年11月04日

2012年10月霧島2泊3日テント泊山行物語ファイナル

自然を歩く会では 10月6〜8日の3日間 宮崎〜鹿児島県境の霧島にてテント泊にて韓国岳、高千穂の峰に行ってまいりましたるんるん


11名の山旅は、終焉の地、高千穂の峰に向け、進路をとりますどんっ(衝撃)

この物語もいよいよファイナル。われわれは天孫降臨伝説をこの目で確認せんと、意気揚々とかの地へ向かうのであった・・・


000003015727結果結果.jpg
3日目の朝ごはん喫茶店

冒頭のプロローグとはミスマッチの写真から始まるのであった
朝食は昨夜のカレーとコッペパンと不揃いのオムスビたち
(注:「ふぞろいのりんごたち」にあやかって 1980年代のドラマ)
オムスビにカレーをかけるもの、はたまた 鍋肌に残るカレールーをパンですくってたべるものとそれぞれの朝食を味わい、決戦に備えるのであった

洗浄せずとも鍋の内側はつやびかりし、いかに昨夜のカレーがうまかったのか、物語っていた・・・

000003040588結果.jpg
天孫降臨の地・高千穂の峰を眼前に

お世話になったえびの高原キャンプ場を後にし、テントは撤収して一路高千穂河原へ
われわれは、コードネーム「マスター」 の豊富なキャンプ用品とマスターの腕前に、多大な援護をうけました。
自然を歩く会史上 これほどまで潤沢なキャンプ用品に囲まれたことはない、かどうかは定かではないが、
参加者の記憶の中に深く刻みこまれていくのではないかと確信しています本

000003015732結果.jpg
登山口には鳥居がそびえ、山自体がご神体として奉られているのであろうか

高千穂河原の駐車場は有料であった。登山口は鳥居をくぐり、参道を抜けた先にあった。
ウキペデアによれば、「かつて霧島神宮があった場所は古宮址(ふるみやあと)と呼ばれており、」
とあり、ここは以前、霧島神宮のあった、遺構なのだそうだ

一行はたかくそびえたつ峰をまえに、山頂到達雪を祈願せずにはいられなかった・・のではないだろうか

000003032798結果結果結果.jpg
視界がひらけると突然の急登雷

われわれを待ち受けていたのは、砂地で足元の悪い、急傾斜であったあせあせ(飛び散る汗)
しかし、ひるみながらも前にすすむのであった

000003011036結果結果.jpg
この急登、ローアングルでご覧くださいー(長音記号1)

000003015737結果結果.jpg
斜面から下方を望む

新燃岳の噴火の影響であろうか、斜面は火山灰とおもしき柔らかさで、足をとられ、ペースをさえぎられるたらーっ(汗)

000003015738結果.jpg
足場が砂に埋もれ、ふりかえることもままならない

000003011061結果結果結果.jpg
足場の悪さはポージングにも一定のスキルをようするのであった

いけどもいけども砂地獄たらーっ(汗)ひょっとしてここは「猿の惑星」のロケ地じゃないかと疑いたくなるような、ところどころに露出した岩が、不毛の惑星を彷彿とさせるのあったどんっ(衝撃)

000003011159結果結果.jpg
高千穂の峰のカルデラを横目に

000003032650結果結果.jpg
高千穂の峰の お鉢と呼ばれています

000003032647結果結果結果.jpg
ようやく長い急登は終わった

長い急登の果てに、大きく口をひらいた噴火口が出迎えてくれたるんるん
行き交う登山者の一人は「帰りは3分の一の時間でおりれるよ」と信じがたいコメントがあった。
しかし、のちのちにその意味をさとるのであったー(長音記号1)

000003011195結果結果.jpg
お鉢のふちをゆく

000003040596結果.jpg
まだ道のりは長い

つかの間の休息のあと、さらに高度をあげていきます。
ここからは幾分傾斜はゆるやかになり、いくらか心にもゆとりが。

000003040600結果.jpg
大地の裂け目がおおきく口をあけている

000003040605結果.jpg
お鉢を眼下に

000003032627結果結果結果.jpg
山頂はもう一息

お鉢からはずれ、山頂まで最後ののぼりをまえに、祠があった
疲労困憊はしていたが、山頂はまじか。アドレナリンをしぼりだし、歩をあゆませる


000003015750結果結果.jpg
やっと着いたど〜

000003032622結果結果結果.jpg
天の逆鉾をバックに記念写真

000003015748結果.jpg
天の逆鉾


長い旅路の終焉であった。それは紛れもなく逆鉾であった。
われわれは逆鉾もそこそこに、昼食にありつくのであったわーい(嬉しい顔)


その後われわれは 泥湯で有名な「さくらさくら温泉」へ向かい、疲れを洗い流した
ながくてきついたたかいであったが、泥と戯れるものたちを目の前に 本当のパラダイスを発見したのであった

私はひそかにこう思う。

高千穂の峰の登山に勝るとも劣らないこの温泉でのエピソードは自然を歩く会のなかで長く生き続けていく気がしてならない・・・

参加者のみなさま、また、ぜひ山で会いましょう。

T.B.

特典画像
000003015725結果結果.jpg
posted by shizenwalk at 12:44| 例会外活動報告